パースで暮らし始めて1週間で気づいた5つのこと

パースに引っ越して1週間たったので、生活してみて気づいたことをまとめてみます。(この記事は2014年10月時点でのものであり、物価や物事の仕組みは変わる可能性があります)

1. とりあえず寒い

10月はじめに引っ越して来たのですが、日本を発つときは夏の終わりでまだギリギリ半袖でも過ごせる気候でした。そこから”もう一度夏だ!”と浮かれきっていたので羽織るものはColumbiaの薄手のマウンテンパーカーと、ユニクロのグレーのパーカーだけでした。
職場ではスーツを着るのでなんとかなるかなと思っていましたが、ジャケットなんて堅苦しいからもう着てこなくていい(みたいなことをやんわり)と言われてしまったのでオフィスでは若干寒い思いをし、結局風邪を引きました。(そのあとしばらくスーツで出社しました)

週末で薄手のセーターを買いに行きましたが、朝晩は気温が一桁なんてこともあるので、10月にパースを訪問される方はそれなりの防寒対策をしてきた方がいいと思います。(冬が終わり冬物セールしていますけど高いです)

2. とりあえず高い

photo by dsevilla

来る前に物価をいろいろ調べてみたのですが結局どれくらい高いのかは分からないまま現地に到着しました。1週間過ごしてみての体感としては、大体2倍ぐらいな印象です。ただ、スーパーで売られているものはサイズが大きいので、例えば牛乳なら2Lで売られているためサイズ2倍と値段2倍で何となく4倍ぐらいの価格になっている様な感じがします。(実際は2倍なんですけど)
外食も噂に聞いていたとおり高く、生ビール1パイント(だと思いますけど)A$11ぐらいがデフォです。日本だと生ビールが¥400ぐらいだと思うので普通に高いです。

スーパーで普通に買い物してもA$50とかA$100とか普通にいってしまうためビビリながら買い物しています。上記のように外食は高いため、基本的に自炊しています。といっても肉を焼いたらそれ以外は作りたくないので、洗わずに食べられるスピナッチをでっかい袋で買っています。日本にいたときより野菜を食べるようになりました。

3. 日差しがやばい

photo by miss604

とりあえず眩しいとか書こうと思いましたがしつこいので思いとどまりました。詳しい数字は興味がわいたら書きますが、とにかく日差しが強いです。朝、夕方の太陽の角度が低い時間帯はもちろん、昼間も太陽光が強すぎるため外出時はサングラスが欠かせません。その辺のスーパーやコンビニでもA$20ぐらいから売っていますが、ブランド物は高いというのと、顔のサイズに合わない可能性があるため、日本で用意してきたほうがいいかもしれません。

コンビニで思い出しましたがパースではいわゆるコンビニみたいなものは見かけません。強いていうならガソリンスタンドにくっついているスーパーみたいなものが日本のコンビニに近い印象です。(これはアメリカでも同じでした)

4. コーヒーはうまい

photo by @dino

オーストラリアとコーヒーというのはあまり関係が無いイメージでしたが、来てみるとコーヒーが美味しいので感動しました。僕は毎朝自分で豆を挽いてコーヒーをドリップする程度にはコーヒー好きなのですが、それなりの価格(Large A$5, Regular A$4くらいが目安)でまともなコーヒーが飲めるので非常に嬉しい誤算です。(ドリッパーが届いていないため自分で淹れる習慣はお休み中)
こちらのコーヒーはエスプレッソを基本にブラックとホワイトに大別されており、エスプレッソを単品でたのしむショートブラック、エスプレッソをお湯で割ったロングブラック、あとはフォームドミルクでいろいろやるカプチーノとラテ、それから日本ではあまり馴染みのないフラットホワイトというコーヒーがあります。(他にもあるかもしれないけど…)
個人的にはラテ派でしたが、エスプレッソの味がよりはっきりしているフラットホワイトにはまりつつあります。

5. 生活圏が小さくまとまっている

photo by Ole Reidar Johansen

パースは言うまでもなく西オーストラリア州最大の都市なわけですが、非常にコンパクトにまとまっている印象を受けます。地形が平らなので自転車さえあればほとんどのところにアクセスできるのではないでしょうか。また自転車文化が非常にしっかりと根づいており、自転車レーンが整備されているので乗る際は安心です。
ちょっといけばモールがあり必要なものは揃いますし、高速(フリーウェイ)で郊外に出ればIKEAもあるので家具が安く(本当に信じられないぐらい安く)買うことができます。できてからあまり日が経っていないのかものすごく混んでいました。
人口もそれほど多くないため、休日の都市部も混雑しておらず、通勤時間帯の道路も激しくは渋滞しないため通勤時間帯も心配なく走行できます。シドニーの道路が複雑かつものすごい渋滞で辟易していたのでパースは平和だなぁと思います。