パースひとりぐらし

パース在住24歳会社員のあれこれ

雑記

適当に最近のことをだらだら書きます。

年末年始は用事があって日本に帰っていました。日本に帰って気がついたのは、人間の身体ってのは夏から冬に一気には順応できないんだってことです。夏から秋、秋から冬にかけて身体的にも精神的にも冬支度を始めるんだなぁと実感しました。というか毎日毎日寒くて仕方がなかった。

おみやげに、というわけではないですが幾つか日本で買いものしてきました。一つ目がキーボード。AppleBluetoothキーボードを所有しているのですが、もう少しストロークのあるものがいいかなということでHHKBMac用のものを帰国に合わせて Amazonで購入。当初はメカニカルキーボードにしようと思っていたのですが、値段などなど検討した結果メンブレン式のFU Happy Hacking Keyboard Lite2 for Mac 英語配列にしました。

カチャカチャ感もコトコト感もあまりないですが、がしがし打てるので気に入っています。

それから、こちらに来てFremantleでアサラトを売っているのを見かけてから地味に練習しているのですが、部屋ではアタック音がうるさくて振れないので近くの公園に行って練習していました。世の中にはサイレントアサラトなるものが存在しているのは知っていたのでこちらも合わせてAmazonで購入。

アサタクローという竹編みのものが好みだったのですが、現在購入できるところが見つけられず、結局コルクのものを購入しました。シェイク音はしっかりあり、アタック音はハジけるような音ではなく低くこもったような感じなので室内でも問題なく使用できます。紐は長めのものが付いているので調整可能です。

47, 50, 53mmの3種類がありますが、私は現在所有しているパチカと同じ50mmを選びました。ちなみに、小泉楽器でアサラトをオーダーしていたものも日本の自宅に届いたようです。帰国まで使えませんが…

コルクアサラト50mm/2本 (シェイク音あり)

コルクアサラト50mm/2本 (シェイク音あり)

こちらは夏ということで、会社の方に誘われてトライアスロンの大会に出場しました。

といっても、さほど長いものではなくスイム 400m, バイク 14km, ラン 3kmというもので、スプリントレースの大体半分(より少し長い)ものです。ランニングは学生時代から平日も休日もちょこちょこ続けており、こっちに来てから週末はロードバイク乗って1回あたり50~100kmはのっていて、日本に住んでいるときは週1で50mの市民プールで2kmほど泳いでいたので単品で見ればそれなりに行けるんじゃないかと踏んでのエントリーでした。

大会は朝6時ごろから受付が始まり、6:40ごろスタートなのですが何せ初めてのトライアスロンということで勝手がわからず終始誘ってくれたHさんの金魚のフン状態でした。トライアスロンというのは、種目の切り替えのためにトランジションと呼ばれるエリアに入るので、出走前に自転車、自転車用とランニング用のシューズ、タオルやエイドをセットしておきます。それが終わると大会開始のブリーフィングがあり、スタート地点に集合します。

第一種目のスイムは少なくとも完泳できるだろうという自負がありましたが、終わる頃にはもう二度とやらないという気持ちになっていました。というのも、早朝で水は冷たく、波があり水は濁っているので視界は確保できず、プールと違ってガイドラインは無いため自分が泳いでいる方向が正しいのか分からず終始不安でパニックに陥っていました。特にスタート直後は人が密集しており蹴ったり蹴られたり、他人の脚に手があたったりなどなど、初めての経験ばかりで陸に上がる頃には後ろに5人もいなかったと思います。

その後トランジションに移動し、シューズを履き自転車に移ったのですがスイムでパニクったときに水を飲んだのか気持ち悪く、7km1周のコースのうち前半はずっとえづきながら走りました。

たらたらとバイクを終え、ランシューズに履き替える為にしゃがんだところ両足のふくらはぎが痙攣しかなり驚きました。(小学生のころから何らかのスポーツは続けていましたが、競技中につったのは初めてだったので) 走り始めはふくらはぎがつりそうでつらない感じが続いていましたが、1.5kmの折り返し地点で復活しなんとか完走することができました。

振り返ってみれば最初のスイムでかなり限界を迎えていたのでそこが課題かなーという感じです。

というわけで、後日オープンウォータースイムの大会にも参加してみました。10km, 5km, 2.5km, 1.25km, 500mとクラスがあるのですが、さすがに身の危険を感じたため500mにエントリー。前日から曇り空で朝でも気温はそれなりにあり、水温もぬるいぐらいだったのでコンディションとしてはまずまずでした。

とりあえず大会に備えて平日は2回ほどプールに練習に行き、500m以上クロールで泳げるようになっていたのでこれは行けるんじゃね?という気持ちになっていました。前日までは。

当日の朝、会場に着いてみると"いやいや、これは無理でしょ"的な気持ちがむくむく大きくなっていき、だいぶ緊張している状態でのスタートとなりました。陸からスタート地点までは約50mほどあり、スタートのブイのあたりはもう脚が着かないので立泳ぎ状態でスタートでした。

集団に巻き込まれるとパニックになることは前回経験済だったので、集団から少し遅れてスタートしました。前半は川の流れに逆らって泳ぐため、波が立ち何度か水を飲み、時々平泳ぎをしながら自分の位置を確認しつつ泳ぎました。折り返しの時点でかなり先頭からは引き離されていましたが、とにかく落ち着いて泳ぎ続けようと自分に言い聞かせました。折り返してからゴールまでは川の流れと同じ方向でぐいぐい泳げたのですが、自分は右に右に逸れていく癖があるらしく10呼吸で1回ヘッドアップして行き先を確認したらコースからかなり外れており、行っては戻り、行っては戻りながらゴールしました。順位はビリではなかったですが下から10位以内でした。残念。

トライではスイムで如何に脚を使わないかがキモとなるらしいので、今回のスイムの練習に合わせてSpeedoのプルブイを購入しました。使った翌日は肩・胸まわりがしっかり筋肉痛になります。

asics(アシックス)  プルブイ AC-002.42 ブルー F

asics(アシックス) プルブイ AC-002.42 ブルー F

こんなひょうたん型のやつです。

今シーズンはもう1, 2回トライのレースに挑戦しようかなと思っています。老若男女ガチな人から楽しむために参加する人まで幅広くエントリーのハードルも低いので、西オーストラリアで何か始めてみようという方にはおすすめです。

しかしエントリーフィーやトライスーツなどなどで意外とお金がかかります…。道具はすぐ良い物が欲しくなるし。

考えること、考える時間

結論から言うと、最近(特に就職してから)自分の頭を使って考えるということがめっきり減ってしまったのではないかと時々問題視していたという話。

最近”考えて”ますか?

学生のころは、将来に対する夢とか理想とかを頻繁に書きなぐっていた。そうやって自分が考えていることを明文化して方向性を定めていた。
就職して、自分が会社という大きな組織の歯車として動いていると、その状態に満足してしまって自分で考えるという機会が一切無いと言って良いほど無くなってしまった。これは自分だけでは無いのではないかと思う。基本的に与えられたタスクをこなしていれば給料はもらえるし生活には困らないからね。

見直すきっかけ

私の場合は、24歳の誕生日に海外出張があって、それに合わせてMOLESKINEを購入して記録を始めたのがきっかけ。24歳は干支が2巡して節目っぽかったのと、結婚を意識し始めたことで、飛行機搭乗中の暇な時間をつかってその時考えていることをぐりぐり書いてみた。そうすることで普段何となく考えていることが整理された気がした。
そこからそれとなくその時考えていることを書く様にしているけど、実際なかなか続かない。というか週間として定着しない。考えることで自分がImprove(適切な日本語が見つからなかったけど改善みたいな感じ)されている感覚はあるんだけど、それは残念ながらそのとき限り。

余談になるけどスマホの話

私は隙間時間があると必ずと言っていいほどFeedlyはてなで新着情報をチェックしている。特にガジェット系とライフハック関連の記事がお気にい入り。でも、あまりに(自覚できるほど)依存してしまっているので、そういう時間に敢えて”何も考えない”という時間を設けることも大切なんじゃないかなと最近思っていたりする。

考えることも重要だけど、それと同じくらい考えないことも重要なんじゃないかなと思う。だらだら何かをするより、本当に何もしない事のほうが難しいしメリットがあるのではと思ったり。

そのどちらも大切にしたいし、せっかく日本のせせこましい生活とも切り離されているので、2015年はその辺りを意識してみようかなと思います。

余談ですが

年末年始で一時帰国したついでにHHKBを購入してこの記事を書いています。Macbook Airの薄いキーボードと比較すると音はしますが、打鍵感があって気持ちいいです。
それから、ロードバイクに乗っているときは本当に無心(というか辛い…辞めたいとばかり考えている)になっているのでそういう時間は大切にしたいと思います。マウンテンバイクは逆に常に変化する路面状況に対処しながら乗っているので脳のリソースは相当使っていると思います。自転車は楽しい。


パースで洗車しよう

雨が降ると細かい砂のようなものが車に付着する。僕の車は白いのだけど、あまりにも汚れていたのでガソリンスタンドで洗車することに。日本の洗車機と勝手が違って戸惑ったのでメモ。

photo by l'Ours

日本の洗車機

ガソリンスタンドで洗車するとしたら大体以下の様な流れだろう。

  1. 洗車機の手前の機械の前で停車
  2. メニューを選択、お金を入れる
  3. 洗車
  4. 脱出
  5. 拭きあげ

パースの洗車機 ’

ちなみにbpというガソリンスタンドで洗車したので他のところは違うかもしれない。

  1. ガソリンスタンドについてるコンビニみたいなところに行く
  2. 洗車したい旨を伝え、メニューを選びお会計。このとき5桁の番号がレシートに書かれている。
  3. 洗車機の手前の機械の前で停車
  4. モニタで 先程もらった5桁の番号を入力
  5. 洗車
  6. 脱出
  7. 拭きあげはありません

僕の場合、最悪後払いだろうと思ってとりあえず洗車機まで行ったらそもそもメニューが選べず例のコンビニ的なところまで使い方を聞きに行きました。パースの洗車機はどうやら先払いなので初挑戦の方はどうぞお気をつけ下さい。

西オーストラリア州(WA)で免許を取得する方法

注)この情報は2014年11月時点での情報です。条件は変わる可能性がありますので最新情報は領事館などに確認するようにして下さい。
Consulate-General of Japan in Perth, Western Australia

はじめに

パース駐在になる前に、インターネットで免許が取れるか調べたんだけどいろいろ情報が錯綜していて結局どんな書類をそろえれば免許を取得できるのか良く分からなかった。
結局パースについてから1ヶ月半ほどして免許が取得できたので記録として残します。これで免許が取れるということを保証するものではありません。

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パースで暮らし始めて1週間で気づいた5つのこと

パースに引っ越して1週間たったので、生活してみて気づいたことをまとめてみます。(この記事は2014年10月時点でのものであり、物価や物事の仕組みは変わる可能性があります)

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椎名林檎のNIPPONについてはいろいろな意見があるようですが

僕は好きです。確かに歌詞に理解しがたいところはあるけれど、それはいつものことだし(いつもの如く僕の理解が及ばないという意味で)、そんなことは大した問題ではないと思う。

特に最後の最後で絞り出すように盛り上がるところは初めて聴いたとき感動した。後半の動画も公開されたので貼っておく。


椎名林檎 - 『NIPPON』<いよいよ後半戦Ver.> - YouTube

文学にしても音楽にしても、その他の芸術表現にはどうしても宗教的解釈がつきまとう気がするけど、そういう小難しいことは頭のいい人に任せて自分の信念と感覚にしたがって好きなように楽しんだらいいんじゃないかと思う。ネットで批判している人を見ると、わざわざ書かなくてもいいんじゃないかなと思うこともあるけど、僕もわざわざ見る必要はないのでそっと画面を閉じることにしている。

ちなみに、NHKのワールドカップのテーマソングということで朝からちょこちょこ流れるのでテンションが上がる。今日CDが届いて初めてフルで聴いた。しばらくはヘビーローテションになりそう。

NIPPON

NIPPON

TOEIC450から700ぐらいまではなんとかなった勉強法

仕事柄、年に数回はアメリカ合衆国を中心に海外へ出張している。一回の出張期間は1ヶ月から1ヶ月半程度。英語が喋れなくてもある程度仕事にはなるが、SUBWAYでサンドイッチが注文できなければ生活できない。(意識しなければ生野菜を得るのは難しい…)
というわけで、誰の役に立つかはわからないが(あるいは誰の役にも立たないかもしれないが)、僕がTOEICスコアを450から700に上げるのに行った勉強法を紹介したい。

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