パースひとりぐらし

パース在住24歳会社員のあれこれ

西オーストラリア州(WA)で免許を取得する方法

注)この情報は2014年11月時点での情報です。条件は変わる可能性がありますので最新情報は領事館などに確認するようにして下さい。
Consulate-General of Japan in Perth, Western Australia

はじめに

パース駐在になる前に、インターネットで免許が取れるか調べたんだけどいろいろ情報が錯綜していて結局どんな書類をそろえれば免許を取得できるのか良く分からなかった。
結局パースについてから1ヶ月半ほどして免許が取得できたので記録として残します。これで免許が取れるということを保証するものではありません。

スペック

photo by aldenjewell

駐在といっても条件はいろいろあると思うのでまずはスペック。

  • 日本の運転免許所持(普通、大型特殊、普通自動二輪)
  • 出国前に国際免許を取得(有効期間が1年あるので短期滞在の場合はこれで十分運転できます)
  • 日本企業所属の会社員
  • SUB CLASS 457ビザ(4年)を使用して入国
  • 現地ではアパートに住んでいる(住所がある状態)

必要書類

あれが必要だとかあれば必要ないとかいろいろありましたが最終的に免許を申請するにあたり必要だった書類とかかった費用。

  • パスポート
  • ビザ(電子ビザ)
  • 日本の運転免許
  • 日本の運転免許の英文翻訳
    • 総領事館で申請すると3営業日後に受け取れる
    • A$22
  • TFN通知の書類
  • 現地銀行のキャッシュカード
  • 現地銀行から自宅住所へ送付された自分宛ての書類
    • 住所が確認できるもの
  • 移行手数料 A$38
  • 免許発行手数料(5年有効) A$140(ぐらい…)

申請の流れ

あまり細かくは書きませんが…

  1. 書類の取得
    現地で働くとなったら銀行口座とTFNは必要になると思うので、免許のためには別途英文翻訳だけ用意すれば良いのではないでしょうか。

  2. DOT (Department of Transport)に行く
    いくつかあるようなので近くのオフィスに行けば良いと思いますが、あるオフィスで日本の免許の英文翻訳が有効でないと言われ申請できませんでした。その後West PerthのDOTで無事申請できました。

  3. 受付でフォームをもらう
    免許の申請(外国免許からの移行)で番号札を取り、受付で日本の免許から移行したい旨を伝え申請フォームを受け取ります。

  4. 順番を待ちながらフォームを記入

  5. 呼ばれたらカウンターへ
  6. 申請フォーム及び必要書類の提出
    ここで不備がないかチェックされます。ちなみに書類はすべてコピーを取られ原本は返却されます。有効なビザは電子ビザで確認するためステッカーが貼ってある必要はありません。ちなみに、電子ビザ照会に同意します。という書類にサインしました。

  7. 視力検査
    West PerthのDOTでは日本のように機械をつかった検査ではなく、壁にかかっている検査表のアルファベットを一列読み上げるというものでした。片目、反対の目、両目で行います。

  8. 支払い
    ここまで問題がなければ支払いを済ませます。領事館では現金のみの取り扱いでしたがDOTではEFTPOSやクレジットカードが使用可能です。

  9. 写真および署名(Signature)の登録
    そのままカウンターの並びにある撮影場所で、白い壁の前に立って写真を撮ります。いい感じで写りましょう。仮免許に署名をするとデジタルスキャンされ、申請完了です。

  10. 受け取り

自宅へ郵送されます。2週間で届くと言われましたが、私も同僚も1週間で届きました。

おわりに

これまで運転するときは、パスポート+日本の運転免許+国際免許を持ち歩いていましたがWA免許1枚で良くなりました。パブでPhoto IDの提示を求められたときもWA州免許で十分なので、飲みに行くときもだいぶ身軽になりました。(これが一番のメリット…)